FIREのための、予防医療で可処分時間を増やす方法

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FIRE(早期リタイア)の目的は、早期に労働を辞めることにより、可処分時間を増やすことにあると考えます。

可処分時間とは、健康寿命内における「自分が、やりたいことがやれる自由時間」のことです。

ですので、例えば、いくら早い年齢でリタイアしたとしても、健康寿命が短かった場合、定年退職者よりも可処分時間が短くなることがありえます。

FIREを目指すのであれば、資産形成のみに目を配るのではなく、健康の維持も重要です。

そこで、本記事では、予防医療の推進について提案します。

人間ドック受診のすすめ

予防医療の一環として、人間ドックの受診をお薦めします。

人間ドックとは

健康診断は法律で定められたものであり、明確な定義がありますが、人間ドックには法的な定義はありません。

健康診断よりも詳しい検査がされます。

人間ドックの効果

人間ドックに死亡率を低減する効果があるか、ですが、今のところ、効果があるというエビデンスはないようです。

なぜエビデンスがないのか分かりません。

エビデンスがないのは調査に高コストがかかるためであり、実際には効果があるのかもしませんし、そうではなく、効果はないのかもしれません。

科学的に証明されていないため、人間ドックの受診は宗教のようなものになるかもしれません。私は一応信じます。

人間ドックの費用

人間ドックの受診費用はそれなりに高額です。

負担軽減の方法として、まず、会社で人間ドックの補助がないか調べてみましょう。

会社が補助している場合と、健康保険組合が補助している場合があります。一番得な方法で受診します。

補助がない場合には結構な負担額になります。

しかし、お金で失った健康を買い戻すことはできませんが、お金で予防医療をすることはできます。

人間ドックを定期的に受診したほうが、トータルではメリットがでると考えます。

人間ドックのコース

上部内視鏡検査

内視鏡(先端に小型カメラが付いた細く柔らかい管)により、食道、胃、十二指腸を直接観察する検査です。

胃がんの早期発見が期待できます。

事前準備としては、AM11頃に受ける場合だと、前日夕食を食べた後、当日の朝絶食するといったスケジュールになります。

上部内視鏡検査を受けることによって、胃がんによる死亡率が50%程度減るデータがあるようです。

アジアで胃がんによる死亡率が高く、アジアで検査による効果測定されたデータがあるそうです。主にピロリ菌の感染が起因しているようです。

胃がんの死亡率が低い欧米では上部内視鏡検査は一般的には実施されていないようです。

日本人においても、ピロリ菌がいない場合には上部内視鏡検査の効用は判断が分かれるようです。食道がんなどの早期発見には効果があるようですが、ピロリ菌非感染者が上部内視鏡検査を受けることによる定量的な死亡率低減データはないようです。

データはありませんが、喫煙・飲酒により食道がんの発生リスクが高まるそうで、当該習慣をもっている人にとって、上部内視鏡検査の効用は一定の効用がありそうです。

毎年うける必要があるかは微妙かもしれません。数年に一度でよいのかもしれないです。

大腸内視鏡検査

内視鏡により、大腸全体から小腸の一部(回盲部)までを観察する検査です。

40歳以上で1回は受けることが推奨されているようです。そして、一度うけて異常がなかったら、3~5年後にもう一度うけるのがよいようです。

大腸ポリープができてから癌にかわるまで、平均数年~10年かかるそうです。

これにより、5年に一回受けることが推奨されていると認識しています。

ですので、私の場合、5年に1回、大腸内視鏡検査を受けるように計画しています。

それ以外の年は便潜血検査を行います。

便潜血検査は大腸がんによる死亡率が60%~80%低減されるという効果が認められる検査です。

胸部CT

人間ドックには様々なコースが販売されていますが、精密な上位コースを無条件に選ぶのが必ずしもよいとは限らないようです。

具体的には、上位コースには胸部CTが組み込まれているケースがありますが、胸部CTは被ばく量が自然からの被ばく量を上回る量になるため、無条件に受診するのではなく、何かしらの考え方に基づいた受診するほうがよいようです。

考え方を整理するに際しては、以下ガイドラインなどが参考になるかと思います。

胸部検診研究会 精度管理部会 CT検診制度管理ガイドライン

対象①:50歳以上75歳未満の高危険群(喫煙指数600以上の喫煙者で過去喫煙も含む)
→ 1年に1回の検診を強く勧める

対象②:50歳以上75歳以下の非高危険群
→ 初回2年連続、以後は3~5年に1回を勧奨する

対象③:40歳以上50歳未満の方
→ 5年に1回程度は許容される

対象④:75歳以上の方
→ 任意とし、希望者だけとする

私は現在③に該当するため、人間ドックは、CTの無い、標準的なコースを選択しているようにしています。

脳ドック

人間ドックの受診に際しては、脳ドックをあわせて受けるようにしています。

脳疾患や脳萎縮について調べます。

脳ドッグも、受診による死亡率低減にかかるエビデンスはないそうです。

ピロリ菌のチェックと除去のすすめ

胃の中にピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)がいると、がんのリスクになりますが、除去可能です。

まずは検査を実施し、いたら、除去することでがんの発生リスクを抑えることができます。

日本の場合、高齢者の感染率が高いです。

ピロリ菌の感染原因ははっきりとしたことは分かっていないようです。

ワクチンについて

帯状疱疹ワクチン

50歳以上の方は、帯状疱疹ワクチンの検討をしてみるのがお薦めです。

帯状疱疹は50歳以上で発症リスクがあがります。

不活化ワクチンであれば、97%の確率で発症を抑えることができるそうです。

50歳以上で、かつ、過去に水疱瘡にかかったことのある人、帯状疱疹にかかったことのある人に有効です。

肺炎球菌ワクチン

65歳以上の方は、肺炎球菌ワクチンが推奨されています。

歯の予防医療

歯医者の定期受診のすすめ

定期的に、歯医者を受診し、虫歯の早期資料や、歯石の除去を実施することをお薦めします。

これにより、結果的に、歯に関する医療費を抑えることが出来ると考えます。

電動歯ブラシのすすめ

電動歯ブラシの使用はおすすめです。

普通の歯ブラシよりも汚れが落としやすく、虫歯や歯周病のリスクが軽減され、歯の寿命を長くすることが期待できます。

デンタルフロスのすすめ

歯間には、歯ブラシでは取り除くことのできない食べかすが残ります。

これが虫歯の原因になります。

デンタルフロスによる洗浄を定期的に実施しましょう

運動のすすめ

運動は寿命を延ばすのに効果的です。

WHO(世界保健機関)が、「身体活動と座位行動に関するガイドライン2020」において、成人(18~64歳)に対し、以下を強く推奨しています。

  • 150分~300分/週の中強度の有酸素性の身体活動
  • もしくは、75~150分/週の高強度の有酸素性の身体活動
  • もしくは、両者の組み合わせ
  • (これに加え、週2回の筋トレを推奨)

私の場合、前職の時は、自転車で通勤することにより、運動の習慣化をしていました。以下記事を参照ください。

現職においては、自転車通勤ではなくなったため、週4日のウォーキング約2H/日を実施するようにしています。これにより、一日平均8000歩程度の歩数を確保しています。

厚生労働省は以下の数値目標を掲げていますので、不足していますが、WHOの目標値は確保しています。(240分/週の中強度の有酸素運動)

目標値:男性9,200歩、女性8,300歩

身体活動・運動|厚生労働省
身体活動・運動について紹介しています。

筋トレについては、週2回(火曜日と木曜日)、以下メニューを習慣化するよう取組中です。

・フロントランジ 左右25回ずつ

・腕立て伏せ(プッシュアップ) 25回

・腹筋(クランチ) 25回

クランチは腹直筋が鍛えられます。

プッシュアップは大胸筋が鍛えられます。

AIに聞くと、回数が少ないとの指摘と、押すトレーニングが主体となっているため、引くトレーニングも必要と指摘がありました。

改善について検討をする必要があります。回数は30回への増量を検討します。

食事バランスを整える

食事バランスガイドをもとに、食事バランスを整えましょう。

食事バランスガイド

食事バランスガイドとは、厚生労働省と農林水産省の共同により平成17年6月に策定されたものです

果物を200g/日食べましょう

主菜については赤身肉は発がん性があって健康にあまりよくないので、なるべく魚や鶏肉を食べるようにしましょう。

野菜を350g/日食べる

厚生労働省が、健康日本21において、健康のため、野菜を350g/日食べるという目標値を設定しています。

当該目標値を参考に、350g/日食べるようにしましょう。

がんについて対策する

発がん性分類

IARCが発がん性分類を発表しています。

IARC発がん性リスク一覧 - Wikipedia

赤身肉がグループ2Aとなっています。

タバコを吸わない

喫煙者の場合、タバコを辞めると健康寿命が延びます。

喫煙者は非喫煙者と比べ男性は4.5倍、女性は4.2倍、肺がんになりやすいです。

一方、禁煙して9年以内では、喫煙者に比べ3倍肺がんになりやすく、10~19年では1.8倍、20年以上では非喫煙者と肺がんリスクは同じになります。

たばこと肺がんとの関係について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト

私は禁煙セラピーという本を読むことにより、タバコを辞めることが出来ました。詳しくは以下記事を参照ください。

熱いものを食べない

65℃を超える、非常に熱いものを食べたり、飲んだりすると、癌になるという研究が複数あるようです。

節度のある飲酒

飲酒は一日、日本酒換算1合とするのが、一番死亡率が下がるようです。

飲酒と死亡リスク | 現在までの成果 | 科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究 | 国立がん研究センター がん対策研究所

飲酒する場合は1合に留めるのがよいでしょう。

睡眠時間の確保について

睡眠時間が7時間の人が一番死亡率が低いという研究があります。

カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、保険会社とアメリカがん協会の協力のもと、110万人を対象にして行なった疫学調査の結果を2002年に発表したものです。

7Hが一番死亡率が低く、7Hよりも短い場合にも、7Hよりも長く、寝すぎの場合にも死亡率があがるそうです。

UC San Diego Today

日本人10万人を対象とした研究もありますが、同じような結果となっています。7Hが死亡率低い。

睡眠時間と死亡リスクとの関連について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト

適切な睡眠時間を確保するとよいでしょう。

私の場合、深夜2時とか3時に中途覚醒する悩みがありました。

原因として深酒、頻尿等を想定していましたが、歯医者で歯ぎしりをしてきされ、マウスピースをつけて寝るようにしたら、夜間に目が覚めることがなくなり、睡眠の質が向上しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

参考になれば幸いです。

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