FIRE(早期リタイア)を実現するためには、 一定の資産の蓄財と、当該資産が、生涯にわたって尽きないという状態が必要です。
資産形成と、蓄財した資産額の維持・保全においては、資産運用の実施が不可欠です。
本記事では、私の資産運用のアセットアロケーションを参考までに紹介します。
参考になれば幸いです。
アセットアロケーションとは
アセットは資産のことです。アロケーションとは、配分のことです。
アセットアロケーションで運用成績の8~9割は説明できると言われています。
アセットアロケーションの紹介
エクセルで管理しています。エクセルブックは以下の通り
集計結果は以下のような表で管理しています。
アセットアロケーションの解説
レバレッジについて
アセットアロケーションの中に、グローバル3倍3分法と、SPXLを一部使うことで、レバレッジを1.1倍利かせています。
「SPXL」はsp500の値動きの3倍の値動きを目指すETF銘柄のことです。
「グローバル3倍3分法」は株式・債券・REITの3つに分散されたアセットアロケーションを対象に、投資金額に対し、3倍のポジションを持った状態にすることをコンセプトとした投資信託です。
どの資産クラスでレバレッジをいくらかけるかはあまり重要ではないです。
結果として構成された、レバレッジ換算後のアセットアロケーションによって運用成績が決まります。
なので、レバレッジをかける対象資産を選択するに際しては、手数料が安いかどうかを重視します。
「グローバル3倍3分法」はレバレッジ資産の中で、相対的に手数料が安い点と、海外アセットに対し、為替ヘッジが効く点からメインで利用しています。
レバレッジをかけるのは、FIRE予定年の2年前に、やめようと思っています。
通貨について
日本円建て資産(or為替ヘッジありの外貨建て資産)が4割、外貨建て資産が6割となるようにしています。
株と債権比率について
株高になると、債権比率をあげるようにしています。
月次の積立のときか、余剰資金を投資に回すときに債券比率をもちあげるようにしています。
株高か否かは、CAPEレシオで自動的に判定するようにしています。
CAPEレシオとは、単年度のPERではなく、「インフレ調整済みの、過去10年間の1株当たりの純利益の平均値」を求めた指標のことです。
CAPEレシオがいくらなら、債権比率をこうする、といった表を作って、自動的に目標のアセットアロケーションが再計算されるようにしています。
リバランスについて
レバレッジ商品のうち、SPXLは、課税を気にせず、目標アセットアロケーションとの乖離が開く都度、適宜換金してリバランスしています。
その他資産アセットは、乖離が5%以上になったら、非課税の範囲でリバランスするようにしています。
運用成績の推移
本稿で紹介したアセットアロケーションでの運用成績の推移は、以下記事にて公開しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
参考になれば幸いです。
コメント