2021年4月7日楽天市場にて、204,000円で、SONY 4K有機ELテレビ BRAVIA 48V型 KJ-48A9Sを購入しました。
高機能・高画質で、とても満足いく買い物だったため、レビューをシェアします。
今は価格160,000円台まで落ちていますし、とてもお薦めです。
購入検討の参考になれば幸いです。
フルHD液晶テレビから4K有機ELテレビへの乗り換え
私はもともと、東芝のレグザのフルHD液晶テレビを使っていました。
ですので、本稿におけるKJ-48A9Sのレビューは、従前保有していた フルHD液晶テレビとの比較視点での記述になります。
まず、比較対象となる従前保有機を紹介しますが、東芝 47V型 液晶テレビ 47Z7 フルハイビジョン(2012年モデル)を所有していました。(2018/1/27に中古で90,840円で購入)
従前保有機を購入した理由ですが、2018年当時、以下の観点から、今は4Kテレビを買うタイミングではなく、ちょっと古い型の倍速機能つきフルHD液晶テレビがコストパフォーマンスがよいだろう、との判断をしたためです。
- 4Kテレビを導入するのであれば、多少コストが高かろうと、有機ELを選択しないと、4Kコンテンツの十分なパフォーマンスが得られないと感じた。
- しかし、2018年の時点では、有機EL 4Kテレビは55V型以上のサイズしか売っていなかった。(55V型だと、我が家にはスペース面で大きすぎたのと、画面が大きすぎるため、所有比率の大きいSDコンテンツがまともに楽しめなくなると考えた)
- 当時は4Kのコンテンツを安価にみる手段があまりなく、そもそも4Kという機能が不要だった。
- 妻が地デジをみるので、地デジチューナーが必要(モニターではなくテレビが必要)
- 以上を勘案すると、必要なのはフルHD液晶テレビなのだが、倍速機能のついた48V前後の高機能液晶テレビは、4Kしか現行ラインナップが無くなっていて、どれもこれもオーバースペックだった。
- よって、型落ちの倍速機能付き2K液晶テレビを中古で購入するのがコスパがよいと結論。
こうして購入した2K液晶テレビですが、 2021年3月下旬に、突然画面が付かなくなったので、急遽、本稿で記述する、4K有機ELテレビであるKJ-48A9Sを購入しなおしました。
2021年4月7日 楽天市場で、204,000円でした。
今回、4K有機ELテレビであるKJ-48A9Sを選定した理由は以下です。
- 4K有機ELテレビに、適度なサイズの48V型が供給されていた。
- 2018年にフルHDテレビを入手して以降、フルHDコンテンツの所有比率が増えた。
- 4Kゲーム機であるPS4proを手に入れた
- 4Kコンテンツが安価に見ることが出来るようになってきた。(youtube,netflix)
- androidTVが便利そうだった
- 妻が地デジをみるので、地デジチューナーが必要(モニターではなくテレビが必要)
この判断理由は結果として正しくて、とても満足のいく買い物となりました。お薦めです。
次項以降、本機の機能の、良い点についてご紹介いたします。
有機ELのメリット・デメリット
液晶テレビと比較した、有機ELテレビのメリットは以下です。購入してみて、実際上記したメリットを感じました。
- 黒色が得意
- 視野角が広い
デメリットは以下です。
- 耐用年数が液晶テレビと比べ短い(有機EL 3万時間、液晶テレビは6万時間)
我が家はさほどテレビの視聴時間が長くないので、特に問題はならないと考えています。
4Kコンテンツの楽しみ方
最近は4Kのコンテンツを安価に視聴する選択肢が増えてきました。
BS 4K放送
本機には4Kチューナーが内蔵されているため、住まいに衛星アンテナが設置されていれば、BS 4K放送が視聴できます。
netflix
netflixには4Kのコンテンツがあります。
ベーシックプランの1,490円では視聴できません。
ベーシックプランよりも高額ですが、プレミアムプラン1,980円にすれば、視聴可能になります。
netflixオリジナルコンテンツを4Kで配信していることが多いです。
netflixアプリ内の検索機能で、4K等と入力すれば、対象のコンテンツが検索できます。
VISIONと表記されています。
Disney+
Disney+も、2020年10月27日、4Kコンテンツの配信を始めました。
MCUのUltra HD Blu-rayを買うか買うまいかずっと迷っていたので、これは朗報です。
安価に、本機で4K画質を楽しむことが可能になりました。
youtube
youtubeも4Kコンテンツが配信されています。
私はtwiceのMVが、お金がかかっていて、本機で見ていて楽しいです。
androidTV
androidTV ですが、これがなかなか便利です。
ウィキペディアでは以下のように説明されています。
Android TV(アンドロイド ティーヴィー)は、Googleがテレビ、デジタルメディアプレーヤー、セットトップボックス、サウンドバー用に開発したAndroidオペレーティングシステムのバージョンである
「Android TV」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2022年1月26日 (水) 07:19 UTC
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/Android_TV
テレビでandroid OSの機能を活用することが出来ます。
スマホのandroidとは別物ですので、スマホで使えるアプリすべてが使えるわけではありません。
例えば、netflixやPrime Video、Disney+、youtubeなど、複数の動画配信サービスが利用できます。ただし、ニコニコ動画は対応していないです。
従来はゲーム機で動画サービスを見ていたのですが、本機購入以降、すっかり、ゲーム機で見ることはなくなりました。節電できました。
お薦めのアプリ
nPlayer
nPlayerがお薦めです。
PCで管理している写真や動画を、テレビで見ることが出来るようになります。
リモコン
付属のリモコンはBluetooth式です(電源ボタンのみ、赤外線式)。
赤外線式よりも通信は安定していますが、従来持っていた赤外線式の学習リモコンに記憶できないのは困りました。
ただし、学習リモコンの基礎設定で、ソニーの標準リモコンに設定すると操作ができるようになったため、電源ボタン以外にも、赤外線式の受信に対応はしているようです。
HDMIケーブルの選び方
PS4proやPS5をお持ちの方は、HDMIケーブルはプレミアムハイスピードタイプの製品で接続しましょう。
これにより、PS4proの4K/HDR対応の能力を最大限に活用することが出来ます。
プレミアムハイスピードタイプよりもグレードの低い、ハイスピードタイプのHDMIケーブルの場合は、HDR信号に対応しておらず、KJ-48A9SとPS4pro・PS5の能力が十分に発揮できません。
画質
画質については、東芝のレグザからの乗り換えだったため、最初は色味が地味に感じましたが、すぐになれました。
netflixと共同開発した、Netflix画質モードという画質設定ができます。製作者の意図通りの絵にしてくれる機能とのことです。
画質設定
以下の通り、きめ細やかな設定が可能です。
KJ-48A9S>設定
KJ-48A9S>設定>画面と音声
KJ-48A9S>設定>画面と音声>画質>画質モード
KJ-48A9S>設定>画面と音声>画質>画質設定リセット(スタンダード)
KJ-48A9S>設定>画面と音声>画質>明るさセンサー
KJ-48A9S>設定>画面と音声>画質>明るさ
KJ-48A9S>設定>画面と音声>画質>色
KJ-48A9S>設定>画面と音声>画質>くっきりすっきり
KJ-48A9S>設定>画面と音声>画質>動き
KJ-48A9S>設定>画面と音声>画質>映像信号
KJ-48A9S>設定>画面と音声>画質>色詳細設定
録画機能
KJ-48A9Sには録画機能がついています。
当初は、KJ-48A9Sの購入により、老朽化したBlu-rayレコーダーが不要になると期待していたのですが、現在所有している Blu-rayレコーダー(ソニー スゴ録)にあって、本機にない機能がありました。
おまかせ予約機能です。
本機には、ドラマ新番組第一話の自動予約や、キーワードに合致する番組を自動予約する機能がありません。
このような機能がないため、当面、 Blu-rayレコーダーを手放すことはできなさそうです。
音質
地上波テレビを普段見る分には特に支障のない音質・音量ですが、映画を見るには少し物足りないかもしれません。
私は光デジタル音声出力端子で、CDプレーヤーに接続し、そこから、プリアンプに2ch音声を出力しています。(プリアンプに光デジタル音声入力端子がないため)
ヘッドホン出力端子→プリアンプとしなかったのは、ヘッドホン出力端子に接続があると、テレビのスピーカーから音が出なくなるためです。
家族はAV機器の操作が得意ではなく、プリアンプの電源ON方法がわからないので、テレビから音が出なくなると自分でテレビを視聴することが出来なくなって困るため、光デジタル音声出力端子を使っています。
参考まで、私が使っているオーディオシステムについては、以下記事を参照ください。
入出力端子系統数
入出力端子系統数は以下の通りです。
入出力端子系統数 | |
コンポーネント入力端子 | – |
D端子 | – |
ビデオ入力端子 | 1 |
HDMI入力端子 | 4 |
MHL端子 *17 | – |
光デジタル音声出力端子(AAC/PCM/AC3/DTS) | 1 |
センタースピーカー入力端子 | – |
ヘッドホン出力端子 | 1 |
アナログ音声出力端子 | – |
USB端子 | 3 |
LAN端子(100BASE-TX/10BASE-T) | 1 |
トラブルシューティング
問題が発生したとき、私の経験上は、再起動すると大概の問題は解決できました。ご参考までに当該経験をシェアします。
例えば、ある日、突然光デジタル音声出力が出来なくなったのですが、再起動したら治りました。
再起動は、リモコンの電源ボタン長押しでできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ご紹介してきたとおり、高画質・多機能な製品であり、私は買ってよかったです。
以下に、購入先リンクを掲載しておきますので、現在の実勢価格を確認の上、是非購入を検討してみてください。
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