FIREを目指すに際しては、自分の人生における価値観、何が自分にとっての幸福かの検証が必要です。
この点をよく見極めないと、方針がぶれます。
そこで本記事では幸福について考えてみます。
いくら稼ぐと幸福なのか
内閣府「満足度・生活の質に関する調査」によると、世帯年収は2000万円以上3000万円未満、のレベルまで、満足度が上昇していくそうです。
3000万円以上になると、満足度が下がります。
私の場合、現在の世帯年収は約1500万円のため、 2000万円以上3000万円の中間値である2500万円を狙い、あと、1000万円世帯年収を延ばす努力をすることで、満足度が増える可能性があります。
いくら資産があると幸福なのか
内閣府「満足度・生活の質に関する調査」 によると、資産は1億円以上3億円未満まで、満足度が上昇していくそうです。
私の場合、現状の資産は1億7千万円ですので、これ以上、資産残高が増えても、満足度の上昇には貢献しなさそうです。
また、FIREを計画するに際しては、FIRE後の資産残高が、生涯にわたって1億円を切らないような生活水準の設定をすると、満足度を減らさないで生活ができそうです。
FIRE後、生涯、資産残高が1億円を切らないようにするためには、私の場合、FIRE可能年齢が52歳到達時となり、その際、3億円は必要と計算されます。
健康状態と満足度
内閣府「満足度・生活の質に関する調査」 によると、 健康状態がよいほうが圧倒的に満足度が高いです。
健康が重要であることが分かります。
頼れる人数と満足度
内閣府「満足度・生活の質に関する調査」 によると、 頼れる人数が多いほうが満足度が高いです。
趣味・生きがい
内閣府「満足度・生活の質に関する調査」によると、趣味・生きがいがあるとないとでは、あったほうが満足度が高いです。
私の場合、現在の趣味・生きがいはFIREを目指すことですので、今はともかく、FIREした後に趣味・生きがいがなくなってしまう問題があります。
金儲け、音楽活動など、何かFIRE後も継続して取り組むことのできる趣味・生きがいを育てる必要があります。
労働時間
内閣府「満足度・生活の質に関する調査」によると、 労働時間は短ければ短いほど満足度が高く、3時間未満が一番満足度が高いです。
持ち家か借家か
持ち家のほうが満足度が高いです。
住宅の広さ
延べ床面積150㎡以上~200 ㎡ 未満が満足度が高いです。
引退した後、比較的土地代の安いところに持ち家戸建てを購入すると満足度が高くなるかもしれません。
借家権は弱いので、賃貸戸建ては選択肢に入れにくい。
借地権は強いので、土地を借りることが出来るのであれば、借りた土地に持ち家戸建てを建てると経済的な損得では有利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
参考になれば幸いです。
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